頻尿

頻尿

尿の回数が多いことを頻尿といい、これは立派な病状である。
尿量も多い場合(多尿)と、そうでない場合とがある。
一般的な成人の尿量は1日1〜1.5㍑で、3㍑以上だと多尿と呼ばれる。

1日の排尿回数は日中で5回前後、夜問は0〜1回が普通
10回以上になると頻尿と呼ばれる。

頻尿の原因としては、まず体の冷えがある体が冷えると、
膀胱が刺激されたり、腎臓の働きが低下するため尿を
濃縮できなくなるのだ、

緊張やストレスが原因になることもある。
試験前などで緊張すると、尿意をもよおすというやつだ。

妊婦は膀胱が子宮に圧迫されて、1回の尿量は少ないが、
頻尿になることがある。

この症状をほうっておくと

頻尿であっても、一過性であれば、気にしなくてもよいが、
しかし、毎日続くときは病気が原因と考えられる。

主な病気としては急性膀胱炎、尿道炎、尿路結石、前立腺肥大など
多尿も伴う場合は糖尿病、尿崩症、急性・慢性腎不全など、
病気の場合、泡立ち、残尿感など、その他の症状も伴う。

膀胱炎は20〜30代の女性に多い。男性に比べて尿道が短く細菌が
膀胱に到達しやすいため、性生活との関連が指摘されているが、
ついトイレを我慢してしまうことも大きな要因になっている。

1回の尿量は少ないのに頻尿で、排尿痛や濁りもある。
適切な治療を受けないと、慢性化したり、腎孟腎炎になることも
あるので侮れない。

前立腺肥大は中高年の男性に多く、老化現象のひとつ。
夜間の排尿が多くなり、尿の出が悪くなり、残尿感もある。
ほうっておくと尿毒症や腎不全になることも

糖尿病の場合は頻尿や多尿のほか、尿が甘酸っぱく匂い、
喉の渇きを伴う。ほうっておくと命に関わる合併症を引き起こす。
夜間頻尿の場合は心臓や腎臓に異常があることも、
いずれも医師の治療が不可欠だ。

改善・予防のためのアドバイス

血液循環をよくするビタミンEを多く含むナッッ類、魚類、カボチャなどを
摂るとよい。サプリメントで摂る際は、脂肪分と一緒に摂ると、
効率よく吸収される。

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