骨が弱い

骨が弱い

骨は、カルシウムとリンが結合したリンや、
接着剤の役割を果たすコラーゲンコンドロイチンなどから
作られている。

しかし、骨の主要成分であるカルシウムは加齢とともに減少し、
骨がもろくなり骨折しやすくなる。

その代表的なもの
骨粗鬆症で、症状が進むと、ちょっとした転倒やつまずくことで
骨折したり、背骨がもろくなって圧迫骨折などを起こしやすくなる。

最近は、高齢者だけでなく若い女性にも骨粗鬆症が増えており、
発症の割合は40歳以上の女性では男性の4倍近い13%にものぼる。

その理由として、女性の方が骨が細く、食事量も少ないため、
カルシウムの貯蔵量が男性より少ないことが考えられる。

また、出産などでカルシウムを失ったり、更年期になると
女性ホルモンの分泌が減少することも原因となっている。

そして、運動不足も骨のカルシウム不足を招き、
骨の萎縮の原因となる。

こんな生活習慣は要注意

最近は、子どもの頃からファストフードなどカルシウムの少ない食べ物を
食べたり、ダイエットと称してバランスのくずれた食事をするなど、
骨が十分に育ちにくい環境となっている。

しかも運動不足になると、活性化ビタミンDを合成する能力が衰え、
せっかく摂ったカルシウムが吸収されにくく骨への沈着も減少する。

こうした生活習慣のまま、年をとっても転倒して骨を折ったりすると、
寝たきりになってしまう危険が大きい。

実際、骨粗鬆症による大腿骨頚部骨折が、寝たきり老になる
原因の第2位になっている、

骨折予防のためのアドバイス

体内の骨量を維持するためには、一日たり600mgのカルシウムを
摂らなければならないが、

治療や予防効果を考えると800〜1000mgは摂取したい
牛乳やチーズなどの乳製品はカルシウムがもっとも富な食品だ、
豆腐などの大豆製品に含まるイソフラボンには女性ホルモンに似た
成分があり、乳製品が苦手という人には、おすすめだ、

また、予防や治療にはカルシウム剤やビタミンD、コラーゲンなどを
服用すると効果が高い。

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